腰痛になりやすい人に共通点 腰痛になりやすい姿勢ベスト3
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今回はお客様から腰痛にはどんな姿勢が一番いいの?といった質問を受けますので整体師目線で腰痛になりやすい姿勢ベスト3をお話させて頂きたいと思います。
・中腰でいる事が多い
・座り仕事が多い
・慢性的な腰痛がある
・ぎっくり腰になった事がある
一つでも当てはまる、それに近い事がある方はそのまま読み進んでください。
椎間板内圧の変化
出典:ナッケムソン 1976
腰痛になりやすい姿勢NO.1
スウェーデン生まれの整形外科医師アルフ・ナッケムソンによると
腰に負担がかかる姿勢(椎間板内圧が高まる姿勢)
NO.1は座って前傾姿勢で荷物持つ姿勢であると発表されています。
座って前傾で荷物を持つ事は、身体全身、特に下半身の筋肉を上手く使えず腕、背中などに負担増加してしまい腰痛が発生しやすい状況になっています。
腰痛になりやすい姿勢NO.2
次に気を付けないといけない2番目の姿勢が、立って前傾で荷物を持つになります。
これは、下にある荷物を持ち上げる時に当てはまります。しっかりと腰を落とさずに持ち上げた時にぎっくり腰になったなど聞いた事、経験したことは無いでしょうか?
立って荷物を持つ事により腰椎への負担が増加してしまいます。
腰痛になりやすい姿勢NO.3
3番目は座って前傾姿勢になる事です。
デスクワークや机に座って細かい作業などしている状況に当てはまります。実は、デスクワークをしていて腰痛になる方が増加しています。コロナによるテレワークの増加、運動機会の減少により今後さらに増加していくでしょう。
さらにこのグラフで注目して頂きたいのが、立位状態の姿勢よりも椅子に座っている姿勢のが負担が多い点です。
多くの人は椅子に座っているから体は休んでいるはずだと思っていたはずです。
現代社会デスクワークの仕事がどんどん増えていっています。一日中座ってパソコンを触っている、座って仕事をする事が多い方は腰痛に要注意です。
どんな姿勢が腰にいいのか?
出典 ヴィルヘード 1986
ではどんな姿勢が腰痛に対していいのかを座り仕事バージョンと物を持ち上げるバージョンで説明させて頂きます。
座り仕事
仕事や学校などで座るのを禁止する事は、現実的ではありません。同じ姿勢でいる事が腰に負担はかかってしまう為、座る時間を減らす事、一時間に一回など体を動かしてなるべく同じ姿勢でいる時間を減らして腰の負担を減らしましょう。
女性の場合は反り腰で椅子に座っていることが多い為、反り腰の改善をするのも大事です。
物を持ち上げる際
物を持ち上げる際は、膝を曲げ腰を落として持ち上げ腰の負担を減らすのを意識しましょう。
持ち上げる際、膝を曲げずに前かがみで物を持つと背筋力の張力は 3,000N(300Kg)にもなります。ただ、腰を落とし、持ち上げる物に10cm近づいて持ち上げると背筋力は 2,000N(200Kg)となります。腰痛の原因である椎間板への負担が減少する事により腰痛への予防となります。
参考:労働者健康福祉機構東京労災病院 「腰」を守る、ロルフ・ヴィルヘード:体幹の構造と機能 目でみる動きの解剖学
腰痛は予防できる
腰痛は予防出来ます。痛みが出てしまうまでいってしまってる場合は体が限界まで来ている状態です。安静に出来るようなら体を休めてあげるのも大事だと思います。ちょっとした体の使い方を知っているだけで腰痛、ぎっくり腰、腰椎ヘルニアを予防出来ます。
後は、整体や筋トレで腹圧を上げてあげる事によっても背筋への負担を減らす事も可能です。それはまた別の機会に詳しくお話しさせて頂きたいと思います。
忙しいし中々出来ない、自分では分からない方は整体で整うように調整させて頂きますのでご安心を。ご来店お待ちしております。