ぎっくり腰-夏場に多い草刈り中 対策と予防方法
滋賀の整体院ストレッチ整体HOPEです。実は意外と多い夏場で草刈り中のぎっくり腰。私の父親も昨年、草刈り機を使用している最中に『ぎっくり腰』になっていました。
どうして草刈り中にぎっくり腰が多いのか、整体師の目線で説明させていただきます。
ぎっくり腰とは
まずぎっくり腰を簡単に説明させて頂くと、腰を痛めて
『突然腰が痛くなり動けなくなってしまう』事です。
重い物を持ち上げたら動けなくなった・・
朝起き上がろうとしたら動けなくなった・・
などなど、一度は経験された方も多いのではないでしょうか？
病院での正式名称は『急性腰痛』
名前の通り急に腰痛が襲ってきます。欧米ではその激しい痛みから「魔女の一撃」とも呼ばれます。
草刈りとぎっくり腰の関連性
では、なぜ草刈りと腰痛の関連性を考えていきたいと思います。
今回の痛みの原因として考えられるのは・・
重い物を振り回す
草刈り機はけっこう重いです。下から持ち上げる際や、重く、常に振動しているので腰だけではなく全身に結構きます。
元々腰、背中の筋緊張が強い状態だと重さに耐えれなく痛みが出ます。
足場が不安定
草が生えている場所は、コンクリートと違い土の場合が多く、足場としては不安定です。例えると、バランスボールの上で草刈り機を振り回している状態です。
足元が不安定だと、真っすぐ立つ為に
身体全身に変な力が入った状態になってしまい筋緊張を生んでしまいます。
元々腰椎ヘルニアを持っていた
腰椎ヘルニアの経験があり、背中、腰周辺の筋肉の緊張が元々ありました。
汗をよくかき、ミネラル不足に
草を刈るのは比較的厚い夏場に行う事が多いかと思います。暑い中、重作業をするとかなり汗をかいてしまいます。
熱中症も同じですが
汗をかくとミネラル不足になり、痙攣が起きやすい状態になります。背中、腰の筋肉も同じ現象が起きたと思われます。
父親に関しては、原因と思われる物がこれだけ出てきました。元々、ヘルニア持ちであり、筋肉は固い状態でした(何度か腰を痛めた事もある)
さらに、重い物を足場の悪い位置で振り回す、暑さでミネラルが不足していき、ぎっくり腰が発症してしまったのではないでしょうか？これだけ条件が当てはまると、発生してもおかしくありません。
原因が重なる事が、草刈り中のぎっくり腰が多く発生してしまう要因かと思われます。
*草刈り機を使わず、手で草を抜いている状態でも起きやすいので注意してください。
ぎっくり腰の痛みに対して行った整体
今回ぎっくり腰発生したその日から、整体を開始しました(まずは安静をオススメしますが、早めに動きたいとの要望があった為)
ぎっくり腰1日目
目的：炎症のクールダウン
状況：炎症が起き痛みがある状態
痛みが出た当日の為、余り触らず背骨の歪みを軽く矯正。その後は、痛みがある箇所を氷嚢をあてて炎症を抑えます(20分程あてて、20分程離します、それを何度か繰り返しました)
ぎっくり腰2日目
目的：腰周辺の緊張が出ている為、仙腸関節の調整
状況：炎症起きてるのでまだ痛いが昨日よりはマシ。動くと痛い
腰、背中周辺の筋肉を揺らす整体で緩めていきました。骨盤の外旋に違和感あったので可動域のロック解除と、お腹、仙腸関節への整体を施しました。
施術後、動くとまだ違和感はあるが寝返りが出来るようになりました。
ぎっくり腰3日目
目的：動ける状態に持っていく
状況：起きても動いても痛みは軽減している、違和感はあるが歩いて仕事に行けた。
違和感はまだあるが動いて仕事に行けるまでの状態に。動きやすいように、引き続き仙腸関節、お腹の緊張、足の緊張のバランス調整を実施。まだ出来れば安静にしといてもらいたかったが仕事の都合上出勤に。コルセットなどで痛みがある場所を固定してもらってるとなお良しです。
動けるようになったので、気を付けながら動いていく事により自己治癒力が高まっていきます。炎症が起きていたので、違和感がなくなるまでは1週間くらいは様子を見ていきましょう。
今回整体で早期改善した3つのポイント
1.信頼関係があり、素直に従ってくれた
心が素直な状態であれば体も素直になる事が多いです。でもこれが実は難しいです。
家族でもあり、元々信頼関係が出来ている状態だったので早期改善に繋がったと思います。
2.安静を取り入れたのが◎
炎症起きていたので最初の1.2日はなるべく安静にしてもらいました。
これも実は意外と難しいです。最初の炎症している状態に氷嚢をあてて炎症抑える対応が出来たことが幸いしました。
3.日常からケアをしていたので初期対応がスムーズ
起きた状況、なぜ痛みが出たのか、どんな痛みなのか、元々父親の体の状態を知っていたの大きかったです。
日常からケアをしていると、どこが痛みを出ているかなどすぐ原因が判明したのも良かったです。
*整体の効果を実証するものではございませんのでご了承くださいませ
日常のケアでぎっくり腰予防
今回の父親の場合でもそうですがぎっくり腰になる1週間前くらいから腰に予兆を感じていたみたいです。その状態で草刈りの作業をしたことにより、やはりぎっくり腰が発症しました。ぎっくり腰の予兆を感じた時点で腰へのケアが必要でした。
ぎっくり腰だけじゃなく、肩こりなども同じで痛みが出てからでは遅いです。予兆、違和感に気づけるかが大事になってきます。
当店では、予防整体として
・自己治癒力を高める根本的改善整体
・異変がある箇所をお客様に伝えてセルフケア
をお伝えさせて頂いております。滋賀でぎっくり腰を予防したい、もう二度となりたくない方は当店をぜひお試しくださいませ。
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