さとう式リンパケアとは
揉まない、押さない、引っ張らないの次世代健康法・美容法
さとう式リンパケアは、『健康とキレイを叶える健康・美容法』『病気を治すことより 病気にならない』と言ったテーマで歯科医である佐藤青児先生が開発されました。
通常のマッサージとは違い「押す」「揉む」「引っ張る」ことは全く必要としません。筋肉の緊張と収縮を緩めることで、リンパ間質液を流れやすい状態にし、細胞に必要な酸素や栄養素を行き渡らせ、 また老廃物もスムーズに排泄させる事に重心を置いた施術になります。
少しずつ広がり今や日本のみならず、海外にも広がりを見せています。 私も上級セミナーまで受講致しましたので知識として、整体の中に取り入れております。
リンパ間質液をターゲットに
さとう式ではリンパケアと言ってもリンパ間質液をターゲットとしています。
リンパ間質液とは・・
*多細胞生物の組織において細胞を浸す液体であり、細胞外液のうち血液とリンパ管の中を流れるリンパ液を除く体液である。組織液・細胞間液・細胞間リンパ液とも呼ばれる。
血液により運ばれた酸素やタンパク質などの物質は毛細血管壁を介して間質液へと拡散した後、間質液から組織の細胞へと拡散する。 リンパ管内の体液のみをリンパ液と言う場合もあるが 間質液との明瞭な区別はなく 海外では間質液をリンパ液と呼ぶことが多い。
間質液は血管膜を通して膠質浸透圧と 筋などの圧力の変動によって静脈に主に水分と血液ガスが再吸収され タンパク質や老廃物 ウイルスやガン細胞などの異物など 分子量の大きいものは リンパ管に吸収される。
ヒト1人の体内には平均11リットルの間質液が含まれ、細胞へ栄養素と酸素を運ぶとともに老廃物や二酸化炭素を運び去っている*
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/08/12版)
リンパ間質液は細胞組織の間を流れる血管から浸み出したやや薄い透明の体液です。火傷した時に水ぶくれになる透明の体液だったり、汗や涙唾液なども リンパ間質液からできています。
体の腔を作る
体の腔を作ります。腔といってもわかりづらいかと思いますのでペットボトルを想像してください。ペットボトルがへこんでいると逆さまにしても中の水が流れにくくなってしまうのは分かりますでしょうか?
体も同じくへこんだ状態(歪み)があると全身のリンパや血液の流れが妨げられてしまいます。妨げられてしまうと呼吸が浅くなったり、ストレートネック、肩こり、巻肩、猫背、下腹ぽっこり、お尻のたるみがでてしまいます。
体がへこんでない筒状の空洞を広く保てれば、内蔵は活発に働き、健康も美顔も美ボディも手に入ります。
屈筋に注目
人間の筋肉には『屈筋』と『伸筋』の2種類に分別され、関節を曲げる時には『屈筋』伸ばす時には『伸筋』に力が入ります。屈筋が緊張して縮むことで伸筋が引っ張られて伸筋も緊張を強いられます。筋肉自体は伸びる力を持たないため、硬くなった筋肉それぞれが拮抗する中でねじれが生じ、姿勢を崩す原因になります。
分かり易い例えであれば、
胸辺りの筋肉が縮み、巻肩になってしまい背中の筋肉が引っ張られてしまいますと・・
猫背になったり、背中の痛みがでてしまいます。
筋肉が縮む事が続くと身体が固くなります、これが屈筋の緊張なのです。
この縮こまった状態では、口腔・胸腔・腹腔などが潰れてしまった状態になります。
筋肉を緩める
まずは屈筋を緩めてみましょう。
筋肉は収縮して力を発揮する構造なので、初めから緊張して縮んでいると本来の筋力を発揮できません。筋肉が縮まった状態で動かなくなると、筋肉内に体液(リンパ間質液)の流れが悪くなり、老廃物が排出されなくなります。筋肉がパンパンに張ると、筋肉を包んでいる筋膜が引っ張られて、刺激され、痛みとなってしまいます。
そして、屈筋を緩める事により、伸筋も緊張が無くなり、本来の状態になるので身体をきちんと使えるようになります。
よくあるリンパケアとの違い
普通のリンパケア
オイルを使ったりしてリンパが良く集まっている場所の滞りを流していくのが通常のリンパケアです。強い力で押し流したりして老廃物を流すことに主を置いています。
さとう式リンパケア
オイルを使わず、服を着たままでも出来るリンパケアになります。リンパよりも量が多いリンパ間質液をターゲットにしており全体の流れを良くすることにより全体の症状に対応できます。
どんな症状に効果があるのか
・肩こり、腰痛、ストレートネック、猫背などの慢性的な症状にも。
・ウェストダウン、バストアップ、小顔効果など美容関連にも対応しています。
肩こりが10秒だなんて・・・
実は私も目で見るまでは信じていませんでした。セミナーに行って実際に目の前で見て信じられませんが10秒で固かった部分が柔らかくなっていました。もちろん肩こりの原因は他にもあるので全てが全て解決するわけではありませんが、柔らかくなると肩は動きやすくなり血液の流れも上がります。
さとう式リンパケアでする事
耳たぶを回す
優しく耳たぶを回して刺激を与えるだけです。耳つぼダイエットの考えと少し似ているのかなと思います。
骨盤矯正、腔を作る
かなりソフトな骨盤矯正で骨格を整え、腔を作ります。今まで教えて頂いた骨盤矯正で一番ソフトだと思います。痛みに敏感な時期の産後の骨盤矯正もこれなら安心です。
優しく触れて、揺らすだけ
基本は本当に揺らすだけです。今まで強い力で揉んだりされてきた方には物足りないと思いますが強い力じゃなくても身体は整います。
揺らしているとどんどん身体が整ってきているのが分かります。
セルフケアも簡単
セルフケアなど教えて頂いても続かない事って多いですよね??さとう式リンパケアのセルフケアは非常に簡単です。簡単で短い時間なので続けやすいです。
まずは、継続する事が健康な体には大事です。
さとう式リンパケアは今までのマッサージとは「押さない、揉まない、引っ張らない」と全く逆の施術になります。
安いもみほぐしなどが増えてきているので『もみほぐさないと筋肉は柔らかくならない』と言ったイメージはこれからもなくならないです。揉むことにより脳がリラックスするのも事実です・・
でも体の仕組みを勉強していくとさとう式リンパケアは当たり前の事を言っている気もします。
当店ではお客様の体の状態に合わしてさとう式リンパケアと整体をミックスします。そうすることにより更に効果が上がります。さとう式リンパケアだけ(施術30分+セルフケア指導10分、計40分コース)でも出来ます(通常の40分と同じ値段)その際はお伝えくださいませ。