膝痛の連鎖を断つ。「足裏」から変えるランニング革命
滋賀のなぎさ通りやサンシャインビーチなど、琵琶湖沿いのランニングコースは非常に心地よいものです。しかし、「びわ湖マラソン」や地域の大会を控え、走行距離を増やした途端に「すねの内側や膝」の違和感に悩まされる方は少なくありません。
一般的に、すねの内側の痛みは「シンスプリント(内側脛骨ストレス症候群)」と呼ばれますが、実はこの不調、膝の痛みと深く繋がっていることをご存知でしょうか?
シンスプリントと膝痛の「意外な関係」と医学的背景
足のアーチが崩れ、かかとが内側に倒れ込む「過回内」が起こると、すねの骨(脛骨)が内側に過度なねじれを起こします。このねじれは連鎖的に膝関節へも負担をかけ、結果としてすねと膝の両方に不調を招くリスク因子となり得るのです。
研究データが示すリスク因子:なぜ「足裏」が重要なのか?
最新のシンスプリントに関する系統的レビュー(Hamstra-Wright et al., 2015)や関連論文では、発症に関与する要素として以下の指標が示唆されています。
- 舟状骨降下(扁平足傾向):足のアーチが10mm以上低下している場合、リスクが高まる可能性が報告されている。
- 足関節の背屈制限:足首が硬いと、着地衝撃を逃がすために足裏が潰れやすくなる。
- BMI(体格指数)の高さ:物理的な着地衝撃の増大に関連。
- 過去の受傷歴:以前の不調を放置することで、代償動作(不自然な動き)が定着する傾向。
これらに対して、近年スポーツ医学の世界で注目されているのが「フット・コア・システム」という概念です。インソールやシューズによる外側からの固定だけに頼るのではなく、足裏のインナーマッスル(内在筋)を活性化させ、自前のアーチ形成能力を高めるアプローチが重要視されています。
ランナーが取り組むべき3つの専門的アプローチ
自分に合うシューズやインソール選びに迷う前に、まずは「自分の体の機能」を整えることから始めてみましょう。
医学的知見において第一選択とされるのは「活動量の管理」です。違和感がある中で無理に走り続けるのではなく、負荷を適切に調整することが、長期的なパフォーマンス維持への第一歩です。
「ショートフット・エクササイズ」のように、足首を動かさずにアーチを高く保つ訓練をすることで、着地時の衝撃を分散させる「天然のインソール」機能を整えることを目指します。
膝やすねの負担を減らすには、土台だけでなく「股関節」の可動域も不可欠です。柔軟性と安定性を両立させ、身体の連動性を高めることで、特定の部位への過度な負荷集中を緩和するサポートを行います。
ストレッチ×整体HOPEによるコンディショニング
「ストレッチ×整体HOPE」では、歴18年以上・1.8万人以上の実績に基づき、解剖学的な視点からランナー特有の身体の癖を分析します。単に筋肉を伸ばすだけでなく、ストレッチによる柔軟性の向上と、体幹の安定性・バランス力を整える手技を組み合わせ、スムーズな動作の再獲得を後押しします。
また、アスリートスリープコーチも在籍しており、質の高い「休養と回復」を含めたトータルな健康管理をご提案いたします。びわ湖マラソン完走を目指す方も、週末のジョギングを末永く楽しみたい方も、専門的な知見に基づいたお身体のメンテナンスは当施設にお任せください。
ランナーの方から寄せられる「よくある質問」
痛みは身体からの「SOSサイン」です。痛みをかばってフォームが崩れると、腰や逆足など他の箇所まで痛める可能性があります。「完全に休むべき」か「負荷を下げて動かすべき」かの判断も含め、慢性化する前に一度ご相談ください。
一時的な痛みの緩和には役立ちますが、根本原因である「足のねじれ(過回内)」や「股関節の可動域」は、ご自身では気づきにくいものです。当院では「なぜ痛くなったのか」を分析し、再発しにくい身体づくりをサポートします。
はい、直前のコンディショニングも大歓迎です。ただし、筋肉の状態によっては施術後にダルさが出ることがあるため、大会の「1週間前〜3日前」までのご来店をお勧めしています。当日にピークを持っていくための調整を行います。
1. Hamstra-Wright KL, et al. “Risk factors for medial tibial stress syndrome in physically active individuals: a systematic review and meta-analysis.” Br J Sports Med. 2015.
2. McKeon PO, et al. “The foot core system: a new paradigm for understanding intrinsic foot muscle function.” Br J Sports Med. 2015.
3. Newman P, et al. “Risk factors associated with medial tibial stress syndrome: a systematic review.” J Foot Ankle Res. 2013.
滋賀で走り続けるために。
「インソールに頼らない」強い足を作りませんか?
「良いシューズを選んだのに痛みが引かない」「練習量を落としたくないけど、膝が怖い」……そんなジレンマを抱えていませんか?
記事でご紹介した「フット・コア(足裏の天然インソール)」の機能改善は、専門家による正しい評価とアプローチがあってこそ、その真価を発揮します。自己流のケアで時間を無駄にする前に、プロの視点を取り入れてみてください。
滋賀県守山市の「ストレッチ×整体HOPE」は、地域で唯一、身体のケアと睡眠指導を同時に受けられる整体院です。
歴18年・1.7万人以上の施術実績に基づき、あなたの「走り」を足元から支えます。びわ湖マラソンや日々のランニングを、不安なく心から楽しめる身体を一緒に作りましょう。

