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「身体が硬い」は本当にケガの元?アスリートの柔軟性(ストレッチ)の真実

アスリートの怪我しないストレッチ技術

柔軟性(ストレッチ)と怪我の関係性

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パフォーマンス向上のために、ケガ予防のために、もっと柔軟性を高めなさい!
と一度は言われたことがあるのではないでしょうか。柔軟性は、多くの場合、良いコンディションの代名詞のように語られます。

しかし、本当に「身体は柔らかければ柔らかいほど良い」のでしょうか?実は、この常識には少し注意が必要です。身体の「柔らかさ」には種類があり、やみくもにストレッチをするだけでは、かえってパフォーマンスを落としたり、ケガのリスクを高めたりすることさえあるのです。

今回は、整体師歴18年、1.7万人施術した経験がある整体師として、科学的な視点から『アスリートにとっての本当の柔軟性』について解説します。

「柔らかい=良い」という思い込みの危険性

まず「身体の柔らかさ」とは何かを整理しましょう。論文『身体の柔らかさはスポーツ障害・外傷の発生にどう影響するか?』によると、身体の柔らかさは主に2つの要素で表現されます。

柔軟性(Flexibility)

外部の力によって筋肉や腱が引き伸ばされ、関節が動く範囲のこと。一般的なストレッチで目指すのは、この「柔軟性」の向上です。

関節弛緩性(Joint Laxity)

関節が本来の可動域を超えてグラグラと動いてしまう状態のこと。「関節が緩い」とも表現されます。
多くの人が「身体が柔らかい」と言うとき、この2つを混同しがちです。しかし、アスリートにとって重要なのは、関節の安定性を保ちながら、必要な範囲でしなやかに動く「適切な柔軟性」であり、関節が緩くなりすぎる「過度な関節弛緩性」ではないのです。

硬すぎても、柔らかすぎてもケガにつながる

では、身体が硬すぎる場合と、逆に柔らかすぎる(関節が緩すぎる)場合、それぞれどのようなリスクがあるのでしょうか。

1.身体が硬すぎる(柔軟性が低い)場合のリスク

これは多くの人がイメージする通り、ケガのリスクを高めます。論文でも、身体の特定の部分の柔軟性が低下すると、それを補うために他の部分が過剰に働き、運動の連鎖が崩れてケガを引き起こす、と指摘されています。
野球選手の投球障害
股関節や体幹の柔軟性が低いと、肩や肘に過剰な負担がかかり、故障の原因となります。
成長期のスポーツ障害
成長期の選手は骨の成長に筋肉の成長が追いつかず、相対的に身体が硬くなりやすい状態です。この時期に過度な練習をすると、筋肉の柔軟性が低下し、オスグッド病などの膝の痛みにつながることがあります。
柔軟性の低下は、いわば身体のサスペンションが効かなくなった状態。衝撃をうまく吸収・分散できず、特定の部位にダメージが集中してしまうのです。

2.身体が柔らかすぎる(関節弛緩性が高い)場合のリスク

一方で、「関節が緩い」状態も問題です。関節弛緩性が高いということは、関節を安定させる靭帯や筋肉のサポートが弱いことを意味します。これにより、関節が可動域を超えて動きやすくなり、捻挫や脱臼、靭帯損傷といった大きなケガのリスクが高まるのです。

論文では、関節弛緩性が高い選手で逆に関節外傷の発生率が高いという研究結果が複数紹介されており、「柔らかすぎる」ことの危険性が示されています。新体操や水泳、ヨガなど、極度の柔軟性がパフォーマンスに有利に働く競技もありますが、一歩間違えれば、それは常にケガと隣り合わせの状態でもあるのです。
面白いことに、論文が示す図では、ケガの発生率はU字型のカーブを描いています。つまり、身体が「硬すぎる」と「柔らかすぎる」の両方でケガの発生率が高く、その中間の「適度な柔らかさ」のゾーンが最も安全なのです

適切な柔軟性」を獲得するためのアプローチ

では、どうすれば硬すぎず、柔らかすぎない「適切な柔軟性」を手に入れることができるのでしょうか。その鍵は、やはりストレッチにあります。しかし、ただやみくもに行うのではなく、目的意識を持つことが重要です。
自分の身体の状態を正しく把握し、課題のある部位に対して、正しい方法でアプローチすることの重要性です。特に成長期の選手は、不適切な方法でストレッチを行ってしまうことがあるため、専門家による指導が非常に有効です。

目指すべきは、
『関節弛緩性を生じない範囲で柔軟性を向上させること』

関節を安定させる筋力は維持・強化しつつ、動きの妨げになっている筋肉の柔軟性を高めていく。このバランスが、アスリートのパフォーマンスを最大化し、ケガのリスクを最小化するのです。

自分の身体と向き合い、賢く柔軟性を高めよう

「柔軟性が高い方が良い」という漠然とした考えは、今日で終わりにしましょう。あなたに必要なのは、多すぎることも少なすぎることもない、あなたの競技特性と身体に合った「最適な柔軟性」です。

まずは、自分の身体が「硬い」のか、それとも「緩い」のかを知ることから始めてみてください。そして、もし柔軟性向上が必要なら、正しい知識に基づいて日々のトレーニングにストレッチを組み込みましょう。

ストレッチ×整体HOPEでは、
『体幹トレーニング』
『適材適所のストレッチ』

であなたのアスリートとしての可能性を高めていきます。
自分の身体と真摯に向き合い、賢く柔軟性をコントロールして、最高のパフォーマンスを発揮しましょう。
参照:身体の柔らかさはスポーツ障害・外傷の発生に
どう影響するか?相澤杏莉,齋綾乃,長井幸美,堀井旺歩,山田佳奈,佐々木 誠

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