子どもの姿勢・体幹は「栄養」も大切?
成長期に必要なたんぱく質・鉄を藤川理論から考える
こんなお悩みはありませんか?
- 「姿勢を良くしなさいと言っても、すぐ猫背になる」
- 「座っているとグニャっと崩れてしまう」
- 「体幹が弱い気がする」
子どもの姿勢について、このようなお悩みはありませんか?
姿勢が気になると、「もっと背筋を鍛えた方がいい?」「体幹トレーニングをさせた方がいい?」と考えがちです。
もちろん運動は大切です。しかし、成長期の子どもの身体を考えるなら、もう一つ忘れたくないことがあります。それが、
「身体をつくる材料=栄養は足りているのか?」
という視点です。
姿勢は「筋トレだけ」で考えない
私たちの姿勢は、骨だけで支えられているわけではありません。お腹、背中、お尻、脚など多くの筋肉が働きながら身体を支えています。
特に子どもは、骨も筋肉も身体全体も、まだ成長途中です。
そのため、運動・栄養・睡眠をセットで考えることが大切です。
【運動】
身体に刺激を与える
【栄養】
身体をつくる材料を届ける
【睡眠】
回復・成長する時間
体幹トレーニングだけ一生懸命行っても、食事や睡眠が乱れていれば、身体づくりという視点では十分とは言えません。
そこで知っておきたい「藤川理論」
精神科医・藤川徳美氏は、インタビュー動画の中で、たんぱく質や鉄などの栄養を十分に摂ることを非常に重視しています。
動画やブログでは、たんぱく質・鉄、ビタミン、糖質の摂り方、子どもの集中力や発達などについて藤川氏の考え方が紹介されています。
藤川氏がよく使う考え方が、「質的栄養失調」です。
つまり、「お腹いっぱい食べている=身体に必要な栄養がすべて足りている」とは限らないという考え方です。
このような食生活になっていませんか?
- 朝はパンだけ
- 昼は麺類
- おやつはお菓子
- 夜はご飯が中心でおかずが少ない
このような食生活では、エネルギーは摂れていても、身体づくりに必要な食品が少なくなってしまう可能性があります。
子どもにまず大切なのが「たんぱく質」
藤川理論でも特に重視されているのが、たんぱく質です。
「たんぱく質=筋肉」というイメージがありますが、それだけではありません。たんぱく質は筋肉をはじめ、身体のさまざまな組織をつくる材料になります。
国立スポーツ科学センター(JISS)も、肉・魚・卵・大豆製品などを含む「主菜」を、筋肉・骨・血液など身体をつくるための食品として位置付けています。
成長期の子どもは、
「今ある身体を維持しているだけではなく、
身体そのものを大きくしている」
時期です。
だからこそ、朝・昼・夜の食事で、肉・魚・卵・大豆製品・乳製品などが摂れているかを一度確認してみてください。
「朝ごはんがパンだけ」になっていませんか?
ここは比較的簡単にアプローチできます。完璧な食事にする必要はありません。
まずは、「主食だけで終わらせず、たんぱく質になる食品を一品プラスする」ことから始めてみましょう。
いつもの朝食が
【パン+ジュース】なら
+1品のアイデア
卵、ヨーグルト、牛乳、チーズ などをプラス
いつもの朝食が
【ご飯だけ】なら
+1品のアイデア
卵、納豆、豆腐の味噌汁 などをプラス
厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2025年版)」でも、子どもの年齢や性別に応じて、たんぱく質・鉄・各種ビタミンやミネラルの基準が示されています。
子どもだからこそ「鉄」にも注目
藤川氏がたんぱく質と並んで重視しているのが、鉄です。
鉄は血液中のヘモグロビンなどに関係し、身体に酸素を運ぶためにも必要な栄養素です。特に成長期や、スポーツで活動量が多い子どもでは、食事全体を整えることが重要です。
決めつけには注意が必要です
「疲れやすい」「集中できない」「落ち着きがない」=「すべて鉄不足」と単純に判断することはできません。睡眠不足、生活リズム、ストレス、発達特性、病気など、さまざまな原因が考えられます。
藤川理論では子どもの集中力や発達についても栄養との関係が強調されていますが、これはあくまで藤川氏が提唱する栄養療法の考え方として理解しておく必要があります。気になる症状が続く場合は、医療機関に相談しましょう。
ビタミン・ミネラルも「チーム」で働く
身体づくりでは、たんぱく質だけを摂ればいいわけではありません。野菜や果物などに含まれるビタミン、鉄・カルシウム・マグネシウムなどのミネラルも必要です。
JISSが紹介するアスリートの基本的な食事
主食 + 主菜 + 副菜 + 牛乳・乳製品 + 果物
つまり、「プロテインを飲んだからOK」ではありません。いろいろな食品を食べることが、子どもの身体づくりの基本です。
藤川理論を子どもにそのまま実践していい?
ここは注意してほしいところです。藤川理論では、プロテインだけでなく鉄や各種ビタミンを高用量で使用する考え方もあります。
しかし、「栄養を意識すること」と「大量のサプリメントを摂取すること」は別問題です。
まずは食事を整えることを基本に
特に成長期の子どもについては、まず食事を整えることを基本にするのがおすすめです。
国立スポーツ科学センターも、ジュニアアスリートにはむやみにサプリメントを勧めるのではなく、まず健全な身体づくりと食習慣を身につけることが重要としています。鉄不足などが心配な場合も、自己判断で鉄サプリを大量に摂らせるのではなく、小児科などの医療機関へ相談しましょう。
姿勢を見る時こそ「身体全体」を見る
子どもの姿勢が悪いと、「背中を伸ばしなさい」と言ってしまいがちです。でも本当に大切なのは、「良い姿勢を取り続けられる身体を育てること」ではないでしょうか。
身体を動かす。しっかり食べる。しっかり眠る。そして、身体の使い方を覚える。これらは全部つながっています。
身体づくりのつながり
栄養を摂れば猫背が自然と整うわけではありません。体幹トレーニングだけですべて解決するわけでもありません。
だからこそ、子どもの身体は「一部分」ではなく「全体」で考えることが大切なのです。
まとめ|姿勢アプローチの前に「身体を育てる」
子どもの姿勢や体幹が気になった時、姿勢・体幹トレーニング・柔軟性だけを見るのではなく、食事・睡眠・運動まで少し広げて見てみてください。
まず家庭でできることは、「毎食、身体をつくる食品を一品入れる」こと。
肉・魚・卵・大豆製品・乳製品などを取り入れながら、主食・野菜・果物も組み合わせていきましょう。藤川理論の「身体を変えるなら、まず身体をつくる材料にも目を向ける」という部分は、子どもの身体づくりを考えるうえでも参考になる考え方です。
ストレッチ×整体HOPEでは、子どもの姿勢を見る際も、単純に「背中を伸ばす」という考え方ではなく、柔軟性・体幹・身体の使い方などを含めて身体全体を見ていきます。
解剖学に基づいた手技を用いたストレッチで身体の連動性やバランス力をサポートします。また、アスリートスリープコーチによる休養の視点からのアドバイスも可能です。
滋賀県守山市で、子どもの姿勢や体幹が気になる方は、お気軽にご相談ください。
よくある質問(FAQ)
Q. 子どもの姿勢が気になるとき、まず何から始めればいいですか?
A. 運動やストレッチで身体を動かすことも大切ですが、まずは身体の土台となる「食事(たんぱく質など)」と「睡眠」の生活習慣を見直すことから始めてみましょう。材料がなければ、身体をしっかり支える力は育ちにくくなります。
Q. たんぱく質は毎食摂らないといけませんか?
A. 成長期の身体づくりには、朝・昼・夕の3食でこまめにたんぱく質を取り入れることが理想的とされています。特に不足しがちな「朝食」に、卵やヨーグルトなどを1品プラスすることをおすすめします。
Q. 鉄分を食事から摂るのが難しい場合、サプリメントを使ってもいいですか?
A. 補助として活用する選択肢もありますが、子どもへの過剰摂取は注意が必要です。まずは食事の工夫を基本とし、気になる症状がある場合は自己判断せず小児科等の医療機関にご相談ください。
Q. 「藤川理論」のすべてを子どもに当てはめるべきですか?
A. 藤川理論の「身体をつくる材料(栄養)を重視する」という視点は非常に参考になりますが、高用量のサプリメント摂取などは大人向けのアプローチも含まれます。子どもには「食事から整える」ことを基本としてください。
Q. HOPEでは子どもの姿勢に対してどのようなアプローチをしますか?
A. 当店では、解剖学に基づいた手技とストレッチで、全身のバランスや柔軟性、身体の使い方を確認します。体幹の安定性をサポートし、正しい姿勢を維持しやすい身体づくりを目指した専門的なケアを行います。
▶ 引用元・参考文献(YouTube『ミツヤ健康TV』藤川徳美先生インタビュー)
- Vol.1 知らない事だらけ!医者や薬に頼らない健康法を医学博士に聞く
- Vol.2 プロテインや鉄の摂り方 リウマチなど女性特有の病気の対処法 がんが進行する前に知っておきたいこと
- Vol.3 うつやパニック障害は栄養療法で薬が要らなくなる
- Vol.4 ADHD注意欠如・多動症が改善する!頭が良くなる!集中力を高める!パフォーマンスが上がる栄養療法
- Vol.5 糖質制限の始め方 (男女別, 持病の有無, 朝昼晩ごはんの摂り方) と著書の読み方
※本記事は一般的な健康・栄養情報と、藤川徳美氏が提唱する栄養療法の考え方を紹介するものです。特定の疾患の診断・治療を目的とするものではありません。成長・貧血・発達・体調等に心配がある場合は、小児科などの医療機関へご相談ください。
※施術による感覚や変化には個人差があります。
ストレッチ×整体HOPE
滋賀県守山市で整体歴19年・1.9万人以上の実績。解剖学に基づいた手技とストレッチで、柔軟性・体幹の安定性を高め、あなたのパフォーマンスアップをサポートします。


